煙草小屋の一日

かずぃの煙草とお酒と映画についてのブログ

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DRUM Original

ドラム オリジナル

原産国:オランダ   内容量:50g

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あまり良い写真ではないですが、ご容赦を。

本日は DRUM Original です。

ここ数か月前まで、僕は手巻煙草用の刻み煙草を喫っていませんでした。葉巻の吸い殻やパイプ葉をグラインダーで砕いて喫っていたのです。葉巻はそのまま捨てるのが惜しくて、パイプ葉は量を貯めこみ過ぎて積極的に消費したかったからです。パイプ葉の消費がある程度終わったので購入してみました。まずは超有名なもの、ということでこちら、DRUM Original です。中を見ると、意外とちゃんとした煙草。葉脈の輪切りみたいなものも入っていて、味わいは深くて濃そうな印象。DRUM にはオレンジ色の表装をした RIZLA という巻紙が付属していたのですが、一本試してみて嫌だったのでそれ以降使用せず、写真にある RAW の巻紙を使用しています。煙草の香りはパイプ煙草の SAMUEL GAWITH の Brown No.4 に近い、出汁の効いたシナモン、削り節、そんな系統の香りです。臭いからも濃厚そうな印象が。

 

1.喫味

どことなくセブンスターに近い印象。バージニアがより濃厚になった感じでしょうか。しかしくどくはない。セブンスターを煮詰めたらこんな感じなのでしょうか。バージニアの甘みが心地良い、これが売れるのもわかります、無難に美味しい。今までセブンスターを喫っていてこれから手巻に移ろうという人がいたら、違和感なく移れるのでお勧めですね。さすがにパイプ煙草の味には敵いませんが、市販の紙巻き煙草よりはパイプ煙草に近い味で、長く喫えることもあって十分な満足感が得られるでしょう。ピリピリとした刺激の強さはちょっと紙巻主流の人は面食らうかも。それなりに強い煙草ですし。10分で終了。

 

2.総評

全く悪くない出来栄えでした。紙巻煙草よりは喫味・ニコチンともに強いですが、後味にこってり残る印象はなく、キレが良い、癖もさほど感じない、バージニア煙草の甘みが好印象。まず DRUM から、という選択肢は悪くないと感じました。

僕は以前紙巻煙草を一日に15本喫っていました。一月あたり大体23箱、10,120円かかっていたわけです。翻ってこの DRUM Original だと、一日10本、一週間に1パック50gを喫いましたので一月で300本4パックなので4,720円、これにフィルターが200個入り380円を2個、巻紙が50枚入り130円を6個使用しましたので、合計で6,260円と半分近くまでコストダウンできます。巻くときに両側にフィルターを付けて巻き、真ん中で切断して喫えばもっと安価になるでしょう。フィルターも口の中に煙草葉が入るのが嫌でなければポストイットで代用できますので、更に安価になります。

問題は巻く手間ですね。喫いたいときにまず巻かなければならないのは苦痛です。巻き貯めするにしても、一本巻くのに一分~二分かかるので、本数が大きくなると結構な労力がかかります。たばこ、巻紙、フィルターのすべてが揃っていなければ巻けないのでどれかが切れたら買いに走らなければならない。不器用な人(僕のことですが)はローリングマシーンという専門の道具が必要になる等々。これらを厭わなければ美味しい煙草が安く喫えるので良いのですが。飽くまで趣味の領域を出ていないと感じました。僕は煙草が趣味なのでこれからも手巻煙草を喫うと思います。